学校では教えない歴史

毛沢東 日本軍と共謀した男

View image | gettyimages.com 表題は、本日(11月23日)配信した有料メルマガ「闇株新聞 プレミアム」の「お勧め書籍コーナー」でご紹介した書籍名です。

近藤勇と小栗忠順

View image | gettyimages.com さまざまな企業の決算発表が続く中で、大変に違和感のある話題だと思いますが、どうしてもこの時期に書いておきたかったテーマです。 新暦に換算して1868年5月17日に新撰組隊長だった近藤勇が、同5月27日に徳川幕府の勘定奉行…

英国王室の話

7月22日に英国王室のウィリアム王子とキャサリン妃の間に男児が誕生しました。王位継承順位第3位の「未来の英国王」誕生に英国中が沸いています。 そこで本日は、英国王室についてです。 また歴史ものか?と思われそうですが、今日のEUやユーロの行方を考え…

ワールドカップが開催されるブラジルの「知られざる歴史」

6月4日にサッカーの日本代表がオーストラリアと引き分け、開催国のブラジルを除いて世界で最初に2014年ワールドカップ・ブラジル大会への出場が決まりました。おめでとうございます。これで1998年から5大会連続となります。嬉しいことですね。 本日は、その…

昭和史最大の謎・近衛上奏文  最終回

2日ほどお休みしてしまいましたが再開いたします。本日(8月15日)は終戦記念日なので、このシリーズの最終回を書くことにします。 日中戦争のきっかけとなった「盧溝橋事件」直前の1937年6月4日に首相に指名されたのが五摂家筆頭の近衛家当主の文麿でした。…

昭和史最大の謎・近衛上奏文  その6

「2.26事件」の続きです。昨日は青年将校の行動開始を受けた「皇道派首脳部」の思惑について書きました。 ところが翌2月27日午前3時、早期の鎮定を望む昭和天皇の意向をうけて枢密院が戒厳令を施行し、九段の軍人会館(今の九段会館)に戒厳司令部が設置され…

昭和史最大の謎・近衛上奏文  その5

少し間が空きましたが、本日は「2.26事件」についてです。 1936年2月26日未明、日本陸軍・皇道派(後述)の青年将校らが1483名の兵を率い「昭和維新・尊王討奸」を掲げて元老重臣を殺害して天皇親政を実現しようとしたもので、斉藤実・内大臣(元首相)、高…

昭和史最大の謎・近衛上奏文  その4

しばらく中断していましたが続けます。前回の7月19日付け「同、その3」の中で「張作霖爆殺事件」は、関東軍の仕業に見せかけたコミンテルンの犯行の可能性が強いと書いたところ、いくつか異論を含むコメントを頂きました。 日本が満州事変・支那事変(日中戦…

昭和史最大の謎・近衛上奏文  その3

本日は、日本が中国と戦闘状態に陥るきっかけとなった3つの事件についてです。「張作霖爆殺事件」「柳条湖事件」「盧溝橋事件」の3つですが、それぞれの背景と特に「誰が最もメリットを得たか」をよく考えると、通説とは違ったものが見えてくるのです。 当時…

昭和史最大の謎・近衛上奏文  その2

昨日の続きです。まず「共産主義」について詳しく考える必要があります。「共産主義」と「社会主義」の違いから書くと長くなるので、取り敢えず「同じような意味」として読んでください。 1917年に第一次世界大戦で疲弊したロシアに、レーニンが指揮するボリ…

昭和史最大の謎・近衛上奏文  その1

久々に「歴史もの」を書きます。三連休で、あまり旬の話題がないこともあるのですが、終戦記念日(8月15日)までに何回か「戦争」について書こうと思っていたからです。 その理由は、当時の戦争に突き進んでいった状況と今日の混沌とした政治の状況が、少な…

「沖縄密約」とドラマ「運命の人」

本日は「ユーロ諸国の格下げ」や「日本の財政について」や「またまた素人の防衛大臣」など書くべきことがいっぱいあるのですが、どうしてもこれを書きたかったのです。 「ユーロ諸国の格下げ」については、ニュースを聞いて直観的に感じたことを1月14日付け…

赤穂浪士討ち入り

本日12月14日は赤穂浪士討ち入りのあった日です。最近あまり歴史ものを書いていないので今日はこれについてです。 正式には討ち入りがあったのは旧歴の元禄15年12月14日で、新暦では1703年1月30日のことなのですが、今でも討ち入りは12月14日というイメージ…

ソビエト・クーデター未遂事件から20年

本日は、昨日に続いて「株式市場の中国問題 その2」を書こうと思っていたのですが、ふと、ソビエト崩壊のきっかけとなった保守派のクーデター未遂事件から、ちょうど20年目であることを思い出しました。 世界史において、それなりに重要な事件なので、本日は…

永田鉄山と石原莞爾 日本陸軍・二人の天才

本日(8月15日)は終戦記念日です。 戦争については残念ながら風化しかかっています。従って、せめて終戦記念日には日本人としていろいろ考えてみたいと思うのです。 当時の日本陸軍と海軍が、最大権力者である天皇陛下の威光を利用し、政府内での勢力争い、…

ユーロの行方・ヨーロッパの歴史  その5

ユーロの行方やヨーロッパの政治・経済を考えるにあたり、ヨーロッパの歴史、とくに民族や宗教などからユーロ構成国の関係を考えてみようとするシリーズの最終回です。 前回までに出てこなかった国のうち、ポルトガルとスペインについて書いてみます。 両国…

ユーロの行方・ヨーロッパの歴史 その4

先回は、カール大帝の死後フランク王国が3つに分裂したところまで書きましたが、それぞれを少し詳しく見てみましょう。 中部フランクは今のイタリアですが、すぐにカロリング家が断絶してしまい国家的統一はなくなります。北部にはベニスやジェノアなどの自…

ユーロの行方・ヨーロッパの歴史 その3

さて先回は476年に西ローマ帝国が、ゲルマン人の傭兵隊長オドアケルによって皇帝が退位させられて滅びたところまで書きましたが、当時の西ローマ帝国内には侵入したゲルマン人の部族国家があちこちに出来ており、一方、防御する西ローマ帝国側も実働部隊はオ…

ユーロの行方・ヨーロッパの歴史  その2

このシリーズの2回目です。一昨日に1回目を書いた後、「アレキサンドロス大王はマケドニア人ではなくギリシャ人の一派ではないか」というご指摘を読者の方から頂いていました。 確かに当時のマケドニアはギリシャの属州であり、現在のギリシャ人にとってもア…

ユーロの行方・ヨーロッパの歴史  その1

ユーロの行方を考えるにあたり、ヨーロッパの歴史をもう一度振り返っておく必要があると以前から考えていました。 ユーロの行方だけでなく、世界の政治・経済を考えるときにも、常に世界の中心であったヨーロッパの歴史は絶対に理解しておく必要があると思い…

謎だらけの日本の誕生  その3

266年に邪馬台国が晋(西晋)に使いを出したという記述を最後に、約150年間中国の歴史書から倭国が姿を消します。前回は、その空白時代以前の日本について書きました。 そして、この約150年の空白時代に以下のことがあったと推測します。 まず空白時代には、…

謎だらけの日本の誕生  その2

日本の国家としての成立過程を考えるに当たり、参考になる資料は中国の歴史書しかありません。しかし、中国から人が日本に来て見たものを書いたわけではなく、朝鮮半島に置いた楽浪郡などの拠点から入ってくる情報をまとめたものがほとんどです。 従って中国…

謎だらけの日本の誕生  その1

本誌で何度か書いているのですが、日本は「国家としての誕生過程」がよくわかっていません。つまり、日本はいつ、どこから来た誰によって支配されて成立したのかがはっきりしていない世界でも希有な国なのです。 だから今日でも、誰に何の権限があるのか、誰…

書き換えられた歴史・藤原氏の正体  その3

このシリーズの最終回です。 前回までは、藤原鎌足の子の藤原不比等が、律令制度を実質的に作り上げ、その後の藤原氏の栄華の基盤を作ったところまで書きました。 律令制度というのは、土地の私有を認めず、すべて天皇のものとし、豪族は冠位や役職によって…

書き換えられた歴史・藤原氏の正体  その2

昨日の続きです。 645年の乙巳(いっし)の変で、とにかく蘇我氏を滅ぼした中大兄皇子と中臣鎌足ですが、すぐに天下を取ったわけではありません。 中大兄皇子は、その後も数多くの謀略を張り巡らし、やっと668年に天智天皇として即位できるのです。 しかし、…

書き換えられた歴史・藤原氏の正体  その1

日本の政治・経済について考えるとき、当然に日本の歴史を理解しておかなければなりません。しかし、日本は国家としての成立過程そのものが、はっきりしていないのです。世界中にこんな国はありません。 そもそも日本を統一した「ヤマト朝廷」の成立が4世紀…

英国王室の話

4月29日に英国王室のウイリアム王子の結婚式が行われます。 ウイリアム王子はチャールズ皇太子と故ダイアナ妃の長男で、非常に国民の人気が高い王子です。 本日は、ゴールデンウィーク前の最後の記事で、書きたいテーマがいっぱいあったのですが、英国王室に…

テンプル騎士団とフリーメーソン  その3

前回から2日ほど空いたのですが、このシリーズの最終回です。 前回は、第一回十字軍(1096年)の結果、聖地エルサレムを奪回したカトリック教徒を聖地巡礼のときに警護する事を目的に認可されたテンプル騎士団が、ローマ教皇から各種特権とヨーロッパ諸侯か…

テンプル騎士団とフリーメーソン  その2

昨日の続きです。 西ローマ帝国が滅びた476年以降は、ゲルマン人のフランク王国がヨーロッパの覇権を握っていましたが、カロリング朝のカール大帝の死後、843年に現在のフランス、ドイツ、イタリアの三国に分裂してしまいました。(2月1日付け「バチカン銀行…

テンプル騎士団とフリーメーソン  その1

別に、受けを狙ってこういう題名にした訳ではありません。 最近の中東・北アフリカの騒乱の行方を考えるに、どうしてもユダヤ教・キリスト教・イスラム教の争いの歴史に注目せざるを得ず、それが本日の金融システムの起源にも深くかかわっているので、どうし…