やっぱり差し止まらなかった出光興産の公募増資 創業家に残された方法は?

 7月5日付け「出光興産が公募増資発表 創業家の差し止めに対する裁判所の判断は?」の続きですが、本日(7月18日)に東京地方裁判所創業家の差し止め請求を(予想通り)却下しました。

 東京地方裁判所は「支配権をめぐる争いにおいて出光の経営陣が自らを有利な立場に置くという不当な目的が一応認められる」としたものの「新株発行の主要な目的であるとまでは断定できない」とし、新株発行が「著しく不公正な方法」により行われたものであるとは言えないとの判断を下しました。

 さすがに裁判所も創業家に対しては、その辺の「乗っ取り屋」の請求とは同列に扱わなかったようですが、それでも資金需要を前面に出すと新株発行は差し止まらないものです。

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出光興産が公募増資発表 創業家の差し止めに対する裁判所の判断は?

 昭和シェル石油との合併に反対する創業家に対抗するために、出光興産が7月3日の取締役会で4800万株の公募増資を決定し発表しました。現在の発行済み株数の1億6000万株に対して30%の新株発行となります。

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スプリントが米通信・メディアの再編に組み込まれる?

 少し時間が経ってしまいましたが、ソフトバンク傘下の米携帯電話会社・スプリントが米ケーブルテレビ大手のコムキャストとチャーター・コミュニケーションズとの間で、両社のワイヤレス通信サービス拡充に向けた提携交渉に入っていると6月26日付けウォール・ストリート・ジャーナルが報じています。

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どうして東芝はそんなに死に急ぐ?

 過激な表現を好まない本誌ですが、もはやこう表現するしかありません。またあまり東芝ばかり取り上げないようにするつもりですが、こう次から次へと「驚くべきニュース」が飛び出してくると、やはり取り上げざるを得なくなります。

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タカタがやっと民事再生法適用を申請

 欠陥エアバック問題で経営が悪化していたタカタは6月26日、国内グループ企業とともに東京地裁民事再生法の適用を申請し、受理されました。また米国子会社のTKホールディングス(ミシガン州)も同日に米連邦破産法11条の適用を申請しています。

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