近藤勇と小栗忠順

 さまざまな企業の決算発表が続く中で、大変に違和感のある話題だと思いますが、どうしてもこの時期に書いておきたかったテーマです。

 新暦に換算して1868年5月17日に新撰組隊長だった近藤勇が、同5月27日に徳川幕府勘定奉行兼陸軍奉行だった小栗忠順(ただまさ)が、それぞれ明治新政府により処刑(斬首)されました。本日は両名の命日に近いからです。

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英国王室の話

 7月22日に英国王室のウィリアム王子とキャサリン妃の間に男児が誕生しました。王位継承順位第3位の「未来の英国王」誕生に英国中が沸いています。

 そこで本日は、英国王室についてです。

 また歴史ものか?と思われそうですが、今日のEUやユーロの行方を考える時に参考になります。また英国の歴史は日本の歴史と「意外な共通点」があります。

 どの教科書でも英国王室の歴史は、1066年に即位したウィリアム1世(征服王)から始まっています。それでは英国は11世紀になるまでは国王が統治する国家体制が完成しない未開の国だったのでしょうか?

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ワールドカップが開催されるブラジルの「知られざる歴史」

 6月4日にサッカーの日本代表がオーストラリアと引き分け、開催国のブラジルを除いて世界で最初に2014年ワールドカップ・ブラジル大会への出場が決まりました。おめでとうございます。これで1998年から5大会連続となります。嬉しいことですね。

 本日は、その開催国のブラジルについてです。明治以来多くの日本人が移民として渡り、現在は140万人(人口の0.7%強)の日系人が暮らしている日本と大変関係の深い国です。また近年はBRICSの一員として、世界中からの投資対象ともなっています。

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昭和史最大の謎・近衛上奏文  最終回

 2日ほどお休みしてしまいましたが再開いたします。本日(8月15日)は終戦記念日なので、このシリーズの最終回を書くことにします。

 日中戦争のきっかけとなった「盧溝橋事件」直前の1937年6月4日に首相に指名されたのが五摂家筆頭の近衛家当主の文麿でした。本日はこの近衛文麿の戦争責任と、それがどうやって「近衛上奏文」につながっていくのかを考えてみます。

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