経済ニュースを疑え

 表題は、「闇株新聞 the book」の出版でもお世話になっているダイヤモンド社から発売中の週刊ダイヤモンドの見出しです。創刊100周年特大号だそうで購入してみました。

 読んでみて「なるほど」と思ったところがありました。

 某外資系エコノミストが「アベノミクスは真珠湾攻撃に似ている」と言っており、緒戦の「まぐれ」ほど怖いものはなく、事態の本質を見誤って傷口を広げかねないという意味のようです。

 本誌はいつも(特に外資系の)エコノミストの無責任な評論を苦々しく思っており、これも典型的な「あとから考えた無責任な評論」ですが、残念ながら「その通り」になる危険性が少しですが出てきてしまいました。

 先週の日経平均は、5月23日(木曜日)の朝方に15942円の高値があり、翌24日(金曜日)の午後に13981円があり、結局14612円で終了しました。2日連続で1000円を超える値幅を記録し、これは1990年以来のことだそうです。

 一方で10年国債利回りは、5月23日の朝方に1%に乗せましたが、さすがに日経平均の下落とともに買い戻され、週末の24日は0.84%で終わりました。

 つまり株式市場も国債市場も、かなりの混乱状態に入ってしまいました。

 最大の問題は、「誰も相場の方向に自信を持てなくなってしまっている」ことです。

 相場の混乱をマスコミが無責任な評論を引用して喧騒するため、ますます市場の不安が増幅されることになります。せっかく「経済ニュースを疑え」と言ってくれても、そうはいかないのです。

 とりあえず月曜日(5月27日)の株式市場も混乱が続きそうです。また国債利回りは、株式市場が下落しているうちは落ち着いているはずですが、株式市場が落ち着くと上昇を始めそうです。

 有料メルマガ「闇株新聞 プレミアム」では予告した通り、「異次元の金融緩和をうけて、金融市場が異次元に動くので、異次元の発想で対応しなければならない」という、まさにその通りのテーマで、本日(5月27日)の夕方に発信します。

 今までの実戦経験を総動員して「異次元」に考えて書きますので、ぜひ読んでいただきたいと思います。もちろん中期的な相場予想も、理由つきで行います。

 5月31日には6月分の購読料金が課金されますが、お申込みいただければ5月に配信した記事を全てお送りいたしますので、是非ご検討下さい。