本日のECB理事会

 実は本日(9月3日)のECB理事会では「何らかの追加策」が出ると身構えていたのですが、実際に発表されたのはQEの規模拡大や期限延長などの追加量的緩和ではなく、1銘柄当たりの買い入れ上限を発行額の25%から33%に引き上げただけでした。

 しかしドラギ総裁はすかさず「ECBは必要ならその責務の範囲内であらゆる措置を講じる」「QEの規模、構成、期間を調整することは可能」「行動する用意があることを強調したい」とフォローし、実弾を使わずにある程度の効果が期待される「巧みな決定」のような気がします。

 為替市場も反応し、発表前の1ユーロ=1.123ドルから1ユーロ=1.112ドルへと1%ほどユーロ安になっています。

 本日はいわゆる追加量的緩和ではなかったため、本日の更新はこれだけにさせていただきますが、来週月曜日(9月7日)配信の有料メルマガ「闇株新聞 プレミアム」で掲載中の「日銀の量的緩和をもっと真剣に考える」シリーズの中で、日銀あるいはFRBの予想される金融政策と対比させながら本日のECB理事会も取り上げる予定です。

 よろしかったら読んでみてください。